Terran Strategy
全般的なストラテジー
マインを有効活用する
VultureのSpider Mineはすべての種族に対して非常に効果的です。
相手プレイヤーの進攻ルートなどにmineを設置する事で相手はディテクターを準備するまで
地上ユニットを進攻する事が難しくなります。これは同時に相手の資源を圧迫する事にも繋がります。
またmineは常にクローク状態にあるので、相手のベ−ス予定地にを設置しておく事で資源地の拡大を防ぐ効果も得られます。
前線を押し上げる
前線の押し上げは具体的にはTankの強固な防衛ラインを少しずつ押し上げていく作業になります。
Tankのみで前進する場合にはシージ状態のTankとシージ状態ではないTankに分け、
前進してるTankを後方のシージ中のTankでカバーする必要があります。
また、複数のVultureでTankの前方にMineを設置し、Zealotのような直接攻撃ユニットからTankを守ったり、
GoliathやTurretで航空ユニットの攻撃からTankを守る必要も場合によってはあるでしょう。
このような機械ユニットを使った前線の押し上げは対プロトス戦でよく用いられますが、
最近ではドロップが始まる以前のテラン戦やバイオニックテランに変わる対ザーグ戦での手法として
利用されるようになりました。
The "Ball"
BallとはTerran vs Zerg戦でSiege TankやScience VesselをMarineとMedicでサポートするテクニックです。
この様子がミニマップ上ではボールのように見えることからBallと呼ばれています。
Ballは機械系ユニットとは対照的に、その機動性の良さとマネージメント性の高さに定評があります。
ドロップシッププレイ
ドロップシップを用いた戦術は特にTerran戦での中盤以降では重要になってきます。
vs Protossやvs ZergではTankやVultureをハラスの為にドロップする事がしばしばありますが、
Terran戦においては相手の守りが堅固な地点を迂回して、より攻め易い地点へ移動する為の手段として
用いられます。
種族別ストラテジー
Terran vs Zerg
対ザーグ戦でのテランのオープニングにはProxy RaxやBunker Rushや8Rax等々、多くの選択肢があります。
1stベースからスタートする場合には、序盤にBarracks1つまたは2つから相手にプレッシャーを与えていく1Rax FEや2Rax FE
といったバイオニックテランのオーダーがオーソドックスなものとして広く知られています。
もしその後レイス等の機械系ユニットの運用も考えていくのであれば、1Rax Gasでのスタートもいいでしょう。
これらはいずれも1stベースからスタートする場合のオーダーですが、マップによっては14 Comand centerといった資源回収量を
重視したオーダーも有効になります。
このように対ザーグ戦における基本的なオーダーは様々ありますが、そこから進化したオーダーとして
ゲーム終盤で機械系ユニットを使用しないSK Terranと呼ばれるオーダーや
Spark Terranという序盤でSunkunコロニーの破壊を目的とするオーダー、
基本的なメックオーダーをも言えるFantsy Build、メックとバイオいずれにも推移できる2-Port Wraith Buildなどがあります。
また、iloveoov Fake Mech buildはメックとバイオをすばやく切り替える事ができる一般的なオーダーとして知られています。
Terran vs Protoss
対プロトス戦ではテランユーザーは序盤に1Factoryでスタートするか、
2Factoryから相手にプレッシャーをかけていくかの選択を迫られる事になります。
1stベースからファクトリーを1つ建造するオーダーとして、以前はFake Doubleというオーダーが主流でしたが
現在はSiege Expandというオーダーも一般的になっています。これらのオーダはファクトリー1つから2ndベースの確保も
視野にいれたオーダーです。また、14CCやBunker Rush、Proxy Raxというオーダーも用いる事でFactoryなしからの
2ndベースの確保を狙う事もできます。
Factory2つでスタートするオープニングのオーダーとしては、2 fact Vult/MinesやGundam RUsh、Joy0 Rush、Nada 2Facと名付けられた
いくつかのオーダーが存在します。
また、長期戦を考えたオーダーとしてはFlashによって確立されたDouble ArmoryやIloveoov buildなども有名です。
古いバイオニックテランのオーダーになりますが、Deep Sixというオーダーも今でも時々みられます。
Terran vs Terran
テラン同士の対戦では、プレイヤーに深い戦略性が求められます。安全にゲームを進めるならone Factory Expandという
オーダーをとるのもいいですし、アグレッシブにTwo Factory VultureやOne Starport Wraithsといったオーダーで攻めるのもいいでしょう。
また、リスキーではありますが、14CCで即2ndを狙いにいくのもおもしろいかもしれません。
種族別テクニック
Terran vs Zerg
ザーグ戦においては、まず4Poolや9Pool、2Hatch Pressureといった序盤のラッシュに注意する必要があります。(greedt build)
中盤戦ではLurkerやMutakiskの処理を的確に行っていき、終盤戦にはドロップ対策も必要になります。
ザーグ戦では、相手の弱点を見極めたタイミングラッシュが非常に重要になってきます。
Terran vs Protoss
プロトス戦においては、序盤はProxy Gatewaysのようなラッシュに注意する必要があります。
この場合相手はその後進化を早めてDark TemplarやReaverを早期に投入してきたり、
早めの2ndベースの確保を行ってくる可能性がああります。
その為、残ったユニットでのカウンターラッシュをしっかりしておく必要があります。
プロトス戦で最も重要なユニット操作はZealotに対するVultureの操作になってくるでしょう。
Terran vs Terran
テラン戦ではドロップシップを使ったプレイが必須と言えます。相手がBattleCruiserを出してくるような場合には
Cloningと呼ばれるテクニックも必要かもしれません。BattleCruiserとSiege Tankの組み合わせは単純ですが効果的です。